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第4回外構工事雑学講座

皆さんこんにちは!
有限会社U・エクステリア、更新担当の中西です。


第4回外構工事雑学講座

テーマ:エクステリアの素材選びとデザインコーディネートのコツ

前回は、外構工事の進め方と施工工程のポイントについてご紹介しました。
今回は、エクステリアを彩るさまざまな素材や、デザインコーディネートのヒントをお伝えします。
お庭やアプローチがどんな雰囲気になるかは、素材の選び方や組み合わせ次第で大きく変わってくるんですよ!


1. 素材が与える印象のちがい

◎ コンクリート・モルタル

  • 特徴:シンプルでコストパフォーマンスが高く、強度や耐久性にも優れています。

  • 印象:無機質・モダン。スタイリッシュなデザインや都会的なイメージを好む方におすすめ。

  • 注意点:打設後のひび割れや汚れには注意。定期的なメンテナンスで防水や補修を行うと長持ちします。

◎ インターロッキング・タイル

  • 特徴:石やタイルを組み合わせて舗装する工法。デザインのバリエーションが豊富。

  • 印象:洋風・ナチュラルからシックまで、色柄次第で多彩な表現が可能。

  • 注意点:下地処理をしっかり行わないと、沈みや段差が生じる場合あり。雑草対策も検討を。

◎ 天然石(石材)

  • 特徴:自然素材ならではの風合いと高級感が魅力。石種によって色や質感が異なる。

  • 印象:重厚で落ち着いた印象を与え、和風にも洋風にも合わせやすい。

  • 注意点:比較的コストが高め。表面が滑りやすい石もあるので、施工やメンテ時の工夫が必要。

◎ ウッドデッキやウッドフェンス

  • 特徴:木ならではの温かみがあり、リラックスできる空間づくりに最適。

  • 印象:ナチュラルでやわらかい雰囲気を演出。ガーデニングとの相性が良い。

  • 注意点:天然木は経年劣化やシロアリ対策が必要。メンテナンスが大変な場合は人工木材の検討を。

◎ メタル素材(アルミ・スチールなど)

  • 特徴:軽量で強度も高く、サビへの耐性をもたせた素材も多い。フェンスやカーポートなどに活用。

  • 印象:クールでモダン。スタイリッシュな家との相性が抜群。

  • 注意点:塩害地域などでは、耐腐食性に優れた塗装や素材選びが重要。


2. デザインコーディネートのコツ

  1. 家の外観との調和

    • 外壁や屋根の色・素材との統一感があると全体的にまとまりが出ます。

    • コンクリート×メタルでモダンに仕上げたり、天然石×ウッドで柔らかな雰囲気を演出したりと、家全体のイメージを壊さない組み合わせを意識しましょう。

  2. ポイント使いでメリハリを

    • 駐車スペースやアプローチをすべて同じ素材にすると、単調でのっぺりした印象に。

    • アクセントとして別の素材(石、タイル、ウッドなど)を部分的に取り入れることで、空間にリズムが生まれます。

  3. カラーコーディネート

    • 白やグレー系でまとめると、清潔感やモダンな雰囲気が強まります。

    • ベージュ系やブラウン系なら、温かく落ち着いた印象に。

    • 差し色を使う場合は、家の外壁や植栽との相性をよく考えるとバランスが取りやすいです。

  4. ガーデニングとの組み合わせ

    • 花壇や植栽部分に合わせて舗装材を変えたり、ウッドデッキにグリーンを置くなど、緑との調和を図ると雰囲気アップ。

    • また、植栽の成長やメンテナンス性を考慮して素材を選ぶと、長く美しい状態を保てます。


3. 機能面を忘れずに!デザインと実用の両立

◎ 雨水や排水計画

  • デザイン重視で排水を軽視すると、水たまりやぬかるみの原因に。

  • コンクリートやタイルを敷く際は、適度な勾配や排水路の確保が重要です。

◎ 防犯やプライバシー

  • フェンスや門扉の高さや透過度は、防犯性能と見た目のバランスを考慮して選びましょう。

  • プライバシー重視なら、目隠しフェンスや常緑樹の植栽などもおすすめ。

◎ バリアフリーや動線

  • 小さなお子さんや高齢者がいる場合、段差の少ない設計や手すりの取り付けが便利。

  • 動線をスムーズにすると、日々の生活が格段にラクになります。


4. おすすめの素材組み合わせ例

  1. モダンスタイル:コンクリート×アルミ×タイル

    • 無機質でスタイリッシュ。グレーやシルバーを基調にして、都会的なイメージを演出。

    • カーポートやフェンスにアルミ素材を使い、アプローチはタイルで仕上げると高級感が出ます。

  2. ナチュラルスタイル:天然石×ウッド×グリーン

    • 石の重厚さと木の温もりを活かし、リラックスできる空間に。

    • 植栽スペースをしっかり確保し、花や低木をあしらうと、四季の移ろいを楽しめます。

  3. 和モダンスタイル:砂利×枕木×植栽

    • 砂利と枕木で和のテイストを残しつつ、シンプルでモダンな印象にまとめる手法。

    • 植栽には竹やモミジなど日本の風情を感じる樹種を取り入れると◎。


まとめ

  • 素材選びは印象を大きく左右するため、機能性やメンテナンス性も含めてじっくり検討

  • 家の外観全体のイメージとの調和を意識し、複数素材をバランスよく組み合わせる

  • 排水計画防犯・プライバシーへの配慮も欠かさず、使いやすい空間を目指す

エクステリアの素材やデザインコーディネートは、ほんの少しの工夫で一気に雰囲気が変わります。
お気に入りのテイストや暮らしのスタイルに合わせて、ぜひ理想の外構を実現してみてくださいね!


以上、第4回外構工事雑学講座でした!
次回の第5回は、**「DIYでできる外構アレンジ&プロに頼むべき工事の見極め方」**をお届けします。
お楽しみに!


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